【近時の先物被害】 先物業者の執拗(しつよう)な勧誘や勝手な取引などでトラブルが多発していた先物取引は、二〇〇五年に法改正されて規制が強化されました。 しかし規制が弱かったり対象外の海外先物取引や金の取引、あるいは未公開株の売買と称した勧誘など、業者の手口は多様化しています。 数千万円の被害が相次ぎ、一億円を超える被害の例も起きています。 先物被害はまだまだ続いています。

先物取引用語・な行・先物被害


【な】

●投げ
損となった買い玉を損切りして手仕舞うこと。 踏みの反対

●成行
商品の種類・限月・数量を指定して、取引の値段だけは指定せずに「成行にまかせる」注文のことを言います。指値の反対

●軟調
相場が安いこと。調子が弱く買い気に乏しい状態のこと。堅調の反対。

●難平(なんぴん)
損失を平均するという意から転じて、買いの場合には安値になるに従って買い玉を増やして平均買値段を引き下げ、売りの場合には高値になるに従って、売り玉を増やし平均売値段を引き上げる売買手法のこと。


【に】

●荷圧迫
現物の在庫が、需要を大きく上回るほど豊富で相場が上昇しにくい状態のこと。

【ぬ】

●抜く
相場が高くなってある一定以上の値段を超えること。

●抜け幅
買い値、或いは売り値からいくら動くと手数料が抜けられるか、手数料以上の利益が出るか、の目安のこと。


【ね】

●値洗い
売買約定が成立し、未決済の玉に関して、現在値で決済したと仮定した損益計算のこと。値洗い段階での利益を値洗い益、値洗い段階での損失を値洗い損といいます。

●値頃
ちょうど良いと感じる値段のことで、売るのに頃合いの値段を「売り値頃」、買うのに頃合いの値段を「買い値頃」という。

●値鞘
限月間、銘柄間、取引所間などの価格差のことをいう

●根強い
悪材料が出て相場を圧迫するようなことがあっても、意外に下落せず、逆に反発して上昇しそうな力を持っていること。

●値幅
相場の上昇、下落の幅のことで「値開き」ともいう。


【の】

●納会
最終日の立会いのことをいい、当月限の最終の立会を「当限納会」、年末の最終営業日の最後の立会を「大納会」または「年末納会」という。

●軒並み高
全商品、全銘柄の相場が一斉に高くなることで「一斉高」ともいう。

●ノミナル
実際の売買によってできた値段ではなく、その時の事情から推定した気配値をいいます。 また、立会において売買が成立しなかった場合は「出来不申」といいますが、その際の気配値 の中値のこともいいます。

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